ソフトボール経験者が語る!日ハム大嶋匠の開幕1軍の凄さと軌跡
2016/11/18

出典 letitbe.jugem.cc
日本ハムファイターズの大嶋匠選手の開幕1軍が発表されましたね。
大嶋匠選手がソフトボール部出身の選手として初のプロ野球選手!ということを知ってはいても、いかにソフトボール選手がプロ野球選手になりさらに開幕1軍が凄い事なのか?ということはソフトボール経験者でないと分からないと思います。
①ソフトボール経験者としての視点で大嶋匠選手の凄さを語ってみた
②大嶋選手の1軍昇格までの軌跡
上記2本立てで紹介していきたいと思います。
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ソフトボールと野球のバッティングの違い
ボールの軌道が真逆

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ソフトボールと野球って同じようなもんでしょ?とソフトボール未経験の人は考えているようですが、バッターにとっては全く違います。
それは、ソフトボールと野球ではボールが向かってくる軌道が全く逆だからです。
野球のピッチャーは上投げですので、上から下にボールが落ちてくるイメージです。
反対にソフトボールは下から上に上がってくる軌道ですので、真逆なのです。またソフトボールはライズボールという下から上に浮き上がってくる変化球もありますのでさらに軌道が下から上になります。
野球では非常にバッティングが良い人でもソフトボールでは全く打てないという人は良くいますし、ソフトボールで打てても野球では打てないというパターンもあります。
それくらい軌道の違いというのは大きいのです。
ライズボールの特徴
ライズボールはバッターの手もとで浮き上がる変化球。ソフトボール独特の下から上へと大きく浮き上がってくる軌道を描く変化球です。バッターにとっては、打ちごろのストレートに見えていた球が、手もとで目の高さぐらいにまで浮いてくるため空振りしやすい球種と言えます。ボールに強烈なバックスピンをかけることにより変化を起こします。
ピッチャーの距離の違い

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ソフトボールの場合のピッチャーからホームベースまでの距離は14.02mです。プロ野球の場合は18.44mになります。距離でいうとたった4mと思うかもしれませんが、実際バッターとしてバッターボックスに立ってみるとその4m近い距離というのは、体感的にかなり違ってきます。
バックスイングを大きく取るや、足を大きく上げるなどの大きく体を使ったタイミングの取り方をしていると、ピッチャーのボールに差し込まれて振り遅れてしまうことがよくあります。
女子ソフトボールの有名なピッチャーである上野由岐子さんの世界最速級のストレートは急速121km/hで、野球の体感速度で例えると150から160km/hと言われているんです。
そのタイミングの取り方の違いなどはソフトボールと野球の違いになってきますね。
ソフトボールにはない変化球への対応
ソフトボールにはない変化球にどう対応するかも大変です。特にフォーク・スプリット・縦スライダーなどの軌道が上から下に落ちる変化球というのはソフトボールには存在しません。
そういったソフトボールにはない変化球にどう対応するかは非常に大変だと思います。2軍ならまだしも1軍のキレキレの変化球に対応しない限り打率を残すことができませんね。
ソフトボールと野球は全く違う競技

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このようにソフトボールと野球のバッティングといのは根本的に全く違う競技だと思ってもらった方がいいです。
特にピッチングとバッティングに関しては全然違いますね。ですので、早稲田大学ソフトボールでは、大学通算で80本のホームラン。さらには13試合連続ホームランを記録した大嶋選手でもすぐにプロ野球のピッチャーに対応するのは難しかったのです。
そのためなかなかプロで数年たってもなかなか目立った記録を残せずに色々なところで叩かれることが多かったのも事実です。大嶋選手本人も結果を残せずに相当大変な思いをしていたと思いますね。。
「古巣のソフトボールに戻ろうにも、“将来の日本代表の4番として目をかけてやったのに野球に浮気した。自業自得だ”と突き放されている。ソフトが五輪種目から消えたこともあって、声が掛かることはないでしょう」
出典:http://www.excite.co.jp/News/sports_g/20120628/Postseven_124102.html
打撃コーチの田中幸雄は「最初の本塁打は良かったし、選球眼もある。ただここにきて、『ん?』と思うことが多い。バットコントロールは柔らかいけど、スイングスピードや身体の回転スピードはまだまだ遅い」と現段階の大嶋には懐疑的な目を向けていた。
出典:http://news.biglobe.ne.jp/sports/0305/sgk_120305_3265293603.html
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しかし、2016年のイースタンリーグで打ちまくり開幕1軍

出典 toyotsunishi.hatenablog.com
ソフトボール出身の日本ハム・大嶋匠捕手が、5年目となる来季へ向けた胸中を激白した。
フェニックスリーグで状態が良く、自分なりにつかんだ物がありました。センター返し、逆方向(中堅から左翼方向)へ強い打球も打てていた。そういう打球が打てた時は自分の状態も良かった。センターへ強い打球を飛ばすことを大事にしています
このように2016年のシーズンに向けて語っていた大嶋匠選手ですが、2016年3月の2軍のオープン戦で打ちまくって開幕1軍を掴んだんですね。
25打数10安打で、打率がなんと4割を誇っているんです。2015年のシーズン終了後に大嶋選手自身がセンターから逆方向に強い打球が打てるようになってきたと語っていたように、栗山監督も同じように評価しています。
栗山監督は「打つ方は成長した。中堅から逆方向へ球を打てるようになった。本当によく頑張っていた」と期待した。
出典:http://www.excite.co.jp/News/baseball/20160323/Full_count_27952.html
2016年は大嶋選手の逆方向の強い打球に期待!
開幕1週間は先発投手の1軍登録枠を野手に振り分けるので、野手が多く登録されます。ですので、想像したくはないですが大嶋選手が開幕1週間経った後に2軍落ちする可能性も考えられなくはありません。
しかし、代打やDHなどでの出場の機会は2016年も必ず来ると予想されますので、その時は大嶋選手自身も栗山監督も評価していた「センターから逆方向の強い打球」を期待しましょう!
頑張れ!ソフトボール出身の星!大嶋匠選手!!
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